ジョブズが世界一と絶賛した京都のお寿司屋さんへ行った話
僕が京都に来てまもなくその店の噂を耳にしました。
かのスティーブ・ジョブズが「世界一の寿司屋が京都にある!」と、言ったとか言わなかったとか。
スティーブ・ジョブズ・・・。皆さんはご存じだろうか。
もし知らなければ(興味がなければ)、この記事自体読んでないと思うので、ご存知だという前提で話を進めましょう。
さて、『あのジョブズが愛した』という噂を聞いたミーハーな僕は、すぐにそのお寿司屋さんに行ってみようと思い立ちました。
めっちゃ高い店なんやろなろうな。すべてのメニューが時価とかやったら行けないな。と、ドキドキしながらWEBサイトを閲覧。
その店は確かにありました。いや、店舗サイト自体には何も言及されていなかったのですが、来店者のブログやレビューには確かに『スティーブ・ジョブズが愛した店』的なふれこみが。
さらには世界の渡部、もといアンジャッシュの渡部さんも来店したことがあるとのこと。
で、気になるお値段のほうは…
夜の一番安いコースで一万円から。一回キャバクラに行くのを控えれば行けそうな額だ(いや、僕は行ってないですが・・・最近は)。
しかし一人でいくのもなんだかな~(キャバクラじゃないですよ、お寿司屋さんね)、と思い、彼女『ではない』が、好意を寄せていた女性を誘ってみたところ・・・
答えはOK!
善は急げとばかりお店に電話し、2名様で予約。
「その日でしたらカウンター席もテーブル席も空いていますが、ご希望はございますか?」とすごく丁寧に対応してくれました。
カウンターも魅力的だったのですが、やはり女性とふたりならばまったりとテーブルで。と思いテーブル席を予約。
これが僕が2年前、初めてすし岩さんに来店する前のことです。
初来店の日
そんなこんなで当日を迎えました(2年前の方ね)。
前日は夜勤で目覚めたのは正午。
スマホをつかむと本日一緒にそのお寿司屋さんに行く予定の女性からLINEが…。
少し嫌な予感がしながらもLINEを読むと、予感は的中。
「すみませんが今日は行けなくなりました!」
えぇ~っ!!!
もしかするとこれは、世間一般でいうところの『ドタキャン』というものなのか!?
当日やったらキャンセル料取られるやん!(確か当日キャンセル一人につき5千円)
いや、そんなことよりあの高級店に一人でいかなアカンの?
それとも二人ともキャンセルする?
自問自答の末、一人で行くことに。
せっかくの機会やし、二人分のキャンセル料を払って何も得るものがないより、一人分のキャンセル料でジョブズが愛したというお寿司を体験できるなら・・・
予約の時間になり一人でお店に向かいました。
向かう途中、約束していた女性が店の前で待っていて
「実はドタキャンはドッキリでした!」
というドラマみたいな展開をわずかに期待しながら・・・
お店に到着
しかしそんなことは起こるはずもなく1人店に到着
恐る恐る玄関のドアを開けると店は満席。唯一空いていたのは、僕たち二人に用意された5名用のテーブル席。
「スミマセン、本日2名で予約していたのですが、1人が急に来れなくなって・・・」と気まずそうに話す僕に、店員さんも状況を悟ってくれたようでした。
「もう1人はどうされました?体調不良か何かですか?」
などと野暮(やぼ)なことは聞かれませんでした。
それどころか「一名様だけでもいらしてくれたので、今回はキャンセル料は結構です」というありがたいお言葉をいただきました。
ありがとうございます~
キャンセル料が浮いた分、「出来るだけ一人で二人分に近いぐらい飲み食いします!」と心の中で誓いながら五名テーブルに1人でついたのでした。
初め想像したのが「ジョブズのサインや写真がいっぱい貼ってあるんやろうな。もしかして格言まであったりして」などと想像していましたが、 WEBサイト同様、お店にもまったくといって有名人の写真やサインなどはありませんでした。
やたら有名人のサインやコメントを貼りまくってる店とは対照的な店内。
それだけ味に誇りとこだわりがあるのでしょう。
早速なかなかのお値段がする( 回っている寿司比)お寿司を戴くことにしました。
初回来店時の画像
それでは、ここから初回来店時の画像を少しお楽しみください。
この日本酒をいただいたあたりから記憶が怪しくなり・・・
と、ここまでが初回来店時、僕が涙(なみだ)混じりにジョブズが愛したお寿司を頂いた時のお話でした。
気になるお値段の方ですが、やけ酒も含んでしまったため、1名で3万円弱だったと記憶しています。
少し長くなってしまいましたのて、続きは次回に回したいと思います。
次回は直近にすし岩さんを訪問した時のことをお話しします。2回目は一人では無く、二人だったのですが・・・一体誰と行ったのでしょうか?(そこはどうでもええ?)
お楽しみに!